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医事管理課・診療支援(医師事務作業補助)

はじめに

 本院では、医師事務作業補助者をMCと呼称しています。
2009年に新設され、2023年現在20名のスタッフと3名のパートが所属しております。

医師事務作業補助者の業務

 主に病棟、外来、事務室にて業務を行います。

1.文書作成補助

・生命保険会社等に提出する診断書をはじめ、傷病手当、労災、自賠責保険、介護保険、生活保護、難病、小児慢性、年金、自立支援、障害者診断書、紹介患者様の返書作成等
・入院された患者様の退院時サマリーや、同意書類、手術記録の雛形等
・症状詳記の作成

2. 外来診療補助

・各外来において、各検査オーダー、外来予約、予診の代行入力や、医師説明後の同意書取得、入院予約や、即日入院の対応

3. 病棟診療補助

・各病棟において、入院患者様に対する各書類作成、代行入力、転院に関する補助等

4. 学会症例登録業務

外科系学会NCD、整形外科学会JOANR、脳神経外科学会JND、麻酔科学会JSA、循環器学会JROAD、脳卒中、循環器病対策Close The Gap-Stroke、脳神経外科J-ASPECT、等

5. 診療支援業務

・発熱外来業務、診療時に発生する手書きの文書類のスキャンオーダー

6. がん登録業務(院内・全国)

・がん登録実務初級者認定者は7名、がんの診断書を作成する為の基本的な知識の為にも、年に数人、認定試験を受けます。また、認定者対象の研修へも参加します。
・診療情報管理士が3名在籍しており、主にがん登録業務を行います。

7. 医療の質向上に資する事務作業

・一般社団法人日本病院会主催「QIプロジェクト」、厚生労働補助事業「医療の質可視化プロジェクト」の事務局

育成・教育について

 医師の事務的な補助をする重要な役割を担っているため、日頃から研修が必要です。
最低限の32時間研修以外に、入職後当院のスタッフとしての研修6カ月間等、先輩MCと共に現場や、事務室にて業務にあたります。
また、日本医師事務作業補助者協会のセミナーや地方会、日本診療情報管理学会、管理士会の研修会へも参加し、医師による研修や多職種による研修から、医学知識を深められるよう取り組んでいます。

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