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薬剤部

薬剤部では調剤業務、病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務、注射業務(注射剤調剤 高カロリー輸液・抗がん剤調製)、チーム医療への参加、医薬品情報管理業務等を行っています。
薬の専門家として、患者さまの安全と薬物療法の質の向上に努め、患者さまから信頼される薬剤師を目指しています。

スタッフは2024年4月現在、薬剤師が23名、助手が4名です。

調剤業務

調剤業務は入院患者さまの処方箋を主に調剤しています。処方内容の確認を行い、正確な調剤を心掛けています。
また院内製剤(市販されていない薬)の調製も行っています。

 

病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務

全ての病棟に専任の薬剤師を配置し、入院中の全ての患者さまの薬の管理を行っています。

処方内容や相互作用の確認、アレルギー歴や副作用管理、検査値確認、処方支援、持参薬管理など多岐にわたる業務を行っています。

また薬の作用、副作用、服用方法の説明や患者さまの服用状況の確認などを行い、処方された薬剤を正しく服用していただけるよう努めています。

当院では小児科、産婦人科の患者さまにも薬剤師が積極的に関わっています。

 

注射業務(注射剤調剤 高カロリー輸液・抗がん剤調製)

処方内容、相互作用の他に配合変化、点滴速度などを確認し、入院患者さまの注射薬は個人セットでの払い出しを行っています。

無菌性と安全性の確保のため、高カロリー輸液や抗がん剤の無菌調製を行っています。

 

チーム医療への参加

薬剤部ではチーム医療の一員として、NSTラウンド、緩和ケアラウンド、がん化学療法指導、ASTラウンド、ICTラウンド、褥瘡ラウンド、入退院支援業務に参加をしています。医療の高度化、多様化に伴い薬物療法等の広い知識や技能を習得出来るように認定薬剤師の取得や学会発表にも取り組んでいます。

認定薬剤師

  • 緩和医療暫定指導薬剤師 (日本緩和医療薬学会) 1名
  • 外来がん治療認定薬剤師 (日本臨床腫瘍薬学会) 2名
  • 抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会) 3名
  • 簡易懸濁法指導薬剤師(日本服薬支援研究会) 1名
  • 小児薬物療法認定薬剤師(日本薬剤師研修センター) 1名
  • 周術期管理チーム薬剤師(日本麻酔科学会)  2名
  • NST専門療法士 (日本臨床栄養代謝学会) 2名
  • 心不全療養指導士(日本循環器学会) 1名

医薬品情報管理業務

医薬品情報管理室では、医薬品の適正使用に必要な情報を収集・加工し医師、看護師等の他の医療スタッフに情報提供を行います。

その他に薬事委員会、化学療法レジメン委員会、感染対策委員会等で使用する資料や医薬品の使用マニュアル等の作成を行っています。

新人教育

個々にあった教育スケジュールを作成し教育を行っています。おおまかな目安として1年目は主に調剤業務や混注業務を習得し、1年目後半より服薬指導を開始していきます。採用薬を把握した上で2年目より病棟業務に取り組んでいきます。病棟業務ではまず教育担当者と一緒に1つの病棟を受けもち、病棟業務の流れやそれぞれの病棟で特徴的な薬剤について学んでいきます。
教育の進捗状況が薬剤部全体で共有を出来るようにするためにホワイトボードを用いています。

また定期的に薬剤部内で症例発表等の勉強会を開催し、情報共有や発表の練習を行っています。

 

薬学生実務実習

薬学部5年生を対象に実務実習を受け入れています。学生さんには病院での薬剤師業務を経験することで、他職種でのかかわりや、薬剤師としての必要なスキルを学び、将来的に臨床現場で活躍をしたいと思えるような病院薬剤師を目指していただけるよう指導していきます。

 

小張総合病院・後発医薬品の使用について

当院では、患者さまの薬剤費負担を少しでも軽減するために、後発医薬品の使用を促進しています。当院の後発医薬品の採用基準は供給体制、品質、外観や識別性、製薬メーカーからの医薬品情報提供等を総合的に判断して取り決めています

 

小張総合病院における医薬品情報活動について(お願い)

こちらのファイルをご確認ください

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