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放射線科

最新の医療機器により、迅速かつ正確な画像診断を行っております。

病院CT室  Aquilion ONE(320列) キヤノン
発熱外来CT棟 Aquilion PRIME(80列) キヤノン
血管造影室 Azurion7 Biplane PHILIPS
体外衝撃波結石破砕装置 DeltaⅡ ドルニエ
X線骨密度測定装置 Discovery(腰椎・股関節)HOLOGIC
X線透視診断装置
ZEXIRA キヤノン (第3撮影室)
Raffine-i キヤノン (第5撮影室)

放射線検査依頼書・造影剤使用の説明と同意書など各種様式はこちら

放射線科被ばく相談について

患者さま及びそのご家族の方に安心して検査を受けていただくために放射線被ばく相談をさせていただいております。

自然環境からの放射線被ばくをはじめ、病院で行われる放射線検査の医療被ばくなど、放射線被ばく全般の相談がありましたら下記のメールにてお気軽にご相談ください。

後日、こちらよりご連絡させていただきます。

担当 放射線管理士 放射線被ばく相談員

※被ばく相談についてのメールはこちら

スタッフ

常勤放射線専門医  1名
非常勤放射線専門医 1名
診療放射線技師 21名(男性 14名、女性 7名)
クラーク 2名

認定資格
 ・第1種放射線取扱主任者    ・X線CT認定技師
 ・マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師
 ・放射線管理士         ・放射線機器管理士
 ・放射線被ばく相談員      ・医療画像情報精度管理士
 ・画像等手術支援認定診療放射線技師
 ・臨床実習指導教員       ・シニア診療放射線技師
 ・アドバンスド診療放射線技師  ・胃がんX線検診技術部門B資格
 ・胃がんX線検診読影部門B資格

検査機器の概要(病院・外来棟)

一般撮影装置 6台 透視撮影装置 3台
乳房撮影装置 1台 手術用透視装置 2台
ポータブル撮影装置 3台 手術室用ポータブル撮影装置 1台
血管撮影装置 1台 前腕用骨密度測定装置 1台
全身用 CT 装置 3台 腰椎、股関節用骨密度測定装置 1台
全身用 MRI 装置 1台 検診車 4台

 

被ばく線量管理システムDoseXross キヤノン、RADInsight コニカミノルタ

CT装置や血管撮影装置、透視診断装置などX線画像診断システムの情報を収集して分析・管理できるシステムを導入しています。最適な線量管理、装置稼働状況を分析し、さらに患者さま一人ひとりの線量管理が可能となりました。医療放射線を適正に管理することで、安心・安全な医療を提供していきます。

また、RADInsightでは詳細な検査履歴データおよびNG画像も含む全画像を収集・見える化することで、再撮影管理と教育、業務分析をしています。

各撮影室の概要

第一撮影室

当院では、一般撮影装置、X線骨密度測定装置DiscoveryFPD(フラットパネルディテクター)を導入しており、被ばく線量を低く撮影することが出来ます。
X線骨密度測定装置Discovery(腰椎・股関節)は主に、整形外科の患者さまの撮影に使用されています。

1)コニカ社製のFPDシステム

2)コニカ社製のFPDシステム

3)X線骨密度装置「Discovery」

第二撮影室

一般撮影装置、デジタルマンモグラフィ装置、骨密度設定装置

「セノグラフDS デピスティ」

(日本医学放射線学会の仕様基準を満たしている乳房X線撮影装置)

女性のために磨き上げられたマンモグラフィ

当院では、マンモグラフィの専門資格を有する画像診断医と撮影技術認定を有する女性の診療放射線技師が中心となってマンモグラフィの撮影を行っております。

デジタルマンモグラフィ(乳房X線診断)装置(GE社製セノグラフ DS デピスティ)を設置しています。この装置は、患者さまができる限り快適な検査を受けられる様に工夫されています。また、フラットパネル型デジタルディテクタを採用することで、少量のX線量で質の高い画像を撮影でき、高い病変描出能力をもっています。

乳がん検診の重要性

最近日本でも乳がんにかかる女性が急増しています。乳がんは早期発見、早期治療を行うことで、他のがんに比べて治りやすいがんです。自己検診を心がける習慣も必要ですが、マンモグラフィで、自己検診では発見できないほど微細な早期のがんを確実に見つけることが治癒につながります。

セノグラフDS デピスティの特長

  • 画像の確認を即時にできるため、再撮影が非常に少なくなります。
  • 安定した高画質のため、小病変、石灰化の描出に威力を発揮します。

サンプル画像

(早期発見の微小石灰化)

(悪性硬癌)

第三撮影室

X線透視診断装置:ZEXIRA
食道、胃部透視撮影(バリウム検査)を行っています。

第五撮影室

X線透視診断装置:Raffine-i、体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)DeltaⅡ、一般撮影装置、Oneshot長尺(全脊椎・下肢全長用)システム

ESWL、整形外科系造影検査、経内視鏡的胆管膵管造影検査(ERCP)や気管支鏡検査を行っています。Oneshot長尺システムは、整形外科の患者さまの全脊椎や下肢全長撮影に使用されています。1回の撮影で広範囲の撮影が可能であり、時間の短縮、被ばくの低域が可能となりました。

 

X線透視診断装置:Raffine-i

 

Oneshot長尺(全脊椎・下肢全長用)システム

 

ドルニエDeltaⅡ

ドルニエDeltaⅡは、優れた操作性と破砕効率の高い体外衝撃波結石破砕装置で、結石に対して精度の高い焦点位置合わせが行え、早くて効果的な治療を行うことが出来ます。

 

CT検査室

装置名:Aquilion ONE(キャノン320列マルチスライスCT)

機能の特徴
  • 高速撮影・撮影範囲の拡大
  • 高画質
  • 低被ばく

CT(Computed Tomography : コンピュータ断層診断装置)

装置名:Aquilion ONE NATURE(キヤノンメディカルシステムズ)

 

CT検査とは

CT検査はX線を回転させながら人体に照射し、身体の断面画像を得る検査です。

CT装置をはじめ、画像作成ワークステーションなどの技術の進歩により短時間で全身の精密なが画像をえられるようになりました。

 

 

CT検査の特徴

検出器の多列化により短時間に広範囲の撮影が可能となりました。また1度の撮影で様々な断面画像を得られます。得られた画像をワークステーションで解析することで3D画像を作成できます。

造影剤を使用することで病変や血管を詳細に描出できるため病変部の血管走行を把握することができます。血管走行の3Dは手術プランに役立てられます。

 

  

   腰部血管3D        頭部動静脈3D

 

CT装置

2021年11月よりキヤノンメディカルシステムズ社製Aquilion ONE NATURE を稼働しています。0.5mm×320列の検出器を搭載しており、X線1回転で16cmの幅を最短0.275秒で撮影できます。脳や心臓などは1回転で臓器全体を撮影できます。

また、深層学習(AI)による画像再構成や逐次近似再構成により被ばく線量を低減して検査ができます。

 

     Aquilion ONE

特殊検査

心臓(冠動脈)CT検査
心臓を栄養する冠動脈を検査することができます。これまでは狭心症や心筋梗塞といった冠動脈の狭窄や詰まってしまう病気の診断は、最終的には心臓カテーテル検査を行うしかありませんでした。心臓カテーテル検査は手や足の動脈からカテーテルを入れてそこから造影剤を注入しX線を照射しながら行う検査で入院の必要もあります。しかし、心臓CT検査は外来で検査することができ、患者さまの負担が少なくてすむことが特徴です。心臓CT検査で狭くなっている冠動脈を発見して心筋梗塞になる前に治療することができます。

冠動脈CT検査の長所と短所

【 長所 】

 ・入院の必要がない
 ・心臓カテーテル検査に比べて検査時間が短い(10分程度)
 ・心臓カテーテル検査に比べて患者さまの負担が少ない

 

【 短所 】

 ・造影剤を使用するため、造影剤が使用できない方は検査ができない
 ・心拍数が高い方、不整脈が強い方は血管がうまく描出できない場合がある

※造影剤アレルギーがある方など造影剤が使用できない方もいます。

2021年11月より稼働している320列CTでは数秒の息止めで心臓全体を撮影できるため検査時間が短く、従来よりも患者さまの負担が少なくなっています。

冠動脈の病気が気になる方はご相談ください。

 

大腸CT検査(CTC:CT Colonography)

CTC(CTコロノグラフィー)検査とはCTによる大腸検査のことです。内視鏡を使用せずに大腸内部の検査が行えます。

CTC検査は二酸化炭素ガスで大腸を膨らませてから、仰向けやうつ伏せなど体位を変えて腹部を2回CT撮影します。画像データをワークステーションで解析して下図のような大腸全体の観察や、仮想内視鏡像から大腸内腔を観察します。

検査の前処置として下剤を飲み、腸の中の便を排出していただく必要がありますが、内視鏡検査より苦痛がなく低侵襲に検査を受けていただけます。

当院のCTC検査は内視鏡の補佐的検査や術前検査の場合と、スクリーニング検査として行う場合とがあり、検査目的により検査前に経口造影剤を服用していただくこともあります。

その他詳しくは各診療科にご相談ください。

 

 

 

発熱患者さま専用のCT・レントゲン棟

外出自粛や感染予防などにより減少傾向にあった新型コロナウイルス感染者数は、

様々な変異株の影響により、全国で多くの感染状況等が報告されています。

当院では2021年2月に発熱外来CT棟を病院駐車場に設置いたしました。

発熱外来CT棟を使用することにより、一般の患者さまと発熱の患者さまが同じ場所で検査を行うことがありません。感染予防に役立ち、撮影の待ち時間を短縮することが

可能になりました。

発熱外来CT棟は、放射線が外に漏れていないことを確認しています。

患者さまが安全で安心してCT検査や、レントゲン検査を受けることができます。

       発熱外来CT棟                  空気清浄機

       全身のCT検査                 レントゲン検査

 

 

MRI検査室(別棟)

Intera Achieva 1.5T NovaDual
超高速・高画質なMRI検査が可能であり、患者さまに優しい環境で、より高水準の検査が実現できます。 

 

1.5テスラって?

テスラとはMRIの磁場の強さのことで、1テスラ=10,000ガウス(肩こり等に使用する貼るタイプの磁気治療器が800ガウス)です。
磁場が高い程、画像は鮮明になりますので、以前の1.0テスラの機器よりも鮮明な画像を得ることができます。

当院MRIの特徴
  • 強く均一性の高い磁場による鮮明な画像
  • 開放感のある設計
  • 検査時の音がとても静か
  • 検査にかかる時間が以前の約半分に短縮

 

MRIサンプル画像

↓通常ルーチンの撮像例:最適な画質、最適な撮像時間で日常検査を進めることが可能です。

 

 

血管造影室

Azurion7 B20/15 ClarityIQ

頭部・心臓をはじめ全身対応のフラットパネルバイプレーン血管造影装置です。

患者さまに低侵襲治療をより安全に、より効率的に施行することが可能な技術ClarityIQ techologyを搭載し、少ないX線で高画質の撮影ができ、従来の装置に比べて被ばくを低減することできます。

また、造影剤使用量の低減および検査時間の短縮により、患者さまの負担の軽減にもつながります。

検診車

現在4台のバスが稼動しております。

1号車は胸部専用、2号車は胃部専用、3・5号車は胸部、胃部の両方の装置を設置しておりどちらの検査にも対応できるようになっています。また全てのバスがデジタル化されており撮影したデーターは、病院の画像サーバーに保管されデーターが劣化することなく保存されております。

 

1号車胸部専用

右から2号車(胃部専用車)
3号車 、5号車(胸部、胃部兼用車)

 

 

 医師紹介

医師名 松尾 周也(まつお しゅうや)
役職名 放射線科医長
診療科 放射線科
卒業大学 鳥取大学
専門分野 画像診断一般
所属学会 日本医学放射線学会
認定資格

日本医学放射線学会専門医

日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医

臨床研修指導医

ひとこと 画像を通して地域の皆さまの健康に寄与できるよう頑張ります。

 

医師名 新津 守(にいつ まもる)
役職名 埼玉医科大学 放射線科 教授
診療科 放射線科
卒業大学 筑波大学
専門分野 画像診断、特に関節、骨軟部疾患、スポーツ医学、MRI
所属学会 Radiological Society of North America
Internal Society of Magnetic Resonance in Medicine
International Skeletal Society
日本医学放射線学会
日本磁気共鳴医学会
日本臨床スポーツ医学会
認定資格 厚生労働省臨床研修指導医
日本医学放射線学会研修指導医
日本医学放射線学会放射線診断専門医、医学物理士、第一種放射線取扱主任者
ひとこと よろしくお願いします。
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