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院長挨拶

小張総合病院は「医療内容の充実と地域に密着した心の医療の実践」を基本理念とする、350床の急性期病院です。

令和5年度を迎え、ご挨拶を申し上げます。

2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は、全世界で猛威を振るってきましたが、少しずつ流行が沈静化し始め、日本でも本年5月8日から感染法上、一般の風邪ウイルス・インフルエンザなどと同じ分類に下げられることが決まりました。将来のことはまだはっきりと予見できませんが、このまま沈静化してくれれば、今後は社会的な人流、物流は活発化して、感染流行前に徐々に戻ることが予想されます。ご不幸な転帰に至った方々も居られますので、手放しで喜ぶことはできませんが、ある意味人類の勝利と言えるかもしれません。私事で恐縮ですが、一人息子がこの春中学校を卒業しました。校長先生の御祝辞の中に「入学式もできないような状態から始まり、3密を避けての分散通学、クラスター発生時の休校を余儀なくされた困難な学校生活でしたが、3年間よく頑張りました。」と子どもたちを褒めている言葉が印象的でした。マスクをはずせる状態になり、校歌の斉唱はありませんでしたが、父兄関係者が集まって卒業式が行われたことで、通常の生活に戻りつつあることを実感した次第です。

当院は基幹病院として、新型コロナウイルス感染症の感染初期から対応してまいりましたが、引き続き近隣の医療機関の方々と連携を取りながら感染診療に従事し、感染前の状態に早く戻せるようにスタッフ一同努力してまいります。また本年は関東大震災から100年目に当たり、大地震を含めた災害への準備を強化して防災対策も行ってまいります。

さらに、院内の老朽化も進行しているため、新病院建設の準備も徐々に開始したいと考えております。

地域の皆さまの益々のご活躍を支えるため、今年度もスタッフ一同心を込めて奉仕してまいります。皆さまのご多幸を祈念しております。

2023年4月1日

院長  相川 竜一

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